理学療法士として考えてる事😊

 こんばんは、理学療法士の伊藤です😊 今日は仕事中の自分の頭で何を考えているかについてお話します。

早速ですが皆さん、一個テストをしてみましょう!

腰掛けた状態で足首を上にあげてみて下さい🦶 f:id:hamanaseikei:20210130160341j:plain 画像でいうと背屈方向です。この時に全然上がらない人は関節が硬すぎますが、誤魔化して指先だけ上に上がってる人もダメですよ🙅‍♂️ そして上がるけど、下の画像の右側のようにつま先が外方向へ向いている人もダメです🙅‍♂️まっすぐ上げて下さい。f:id:hamanaseikei:20210130160625j:plain  

意外にもこれが出来ない人がいます。出来てもやりにくいし、むしろ外側へ持っていった方がやりやすかったり。決して足首を上げた時につま先が外方向へ向く事自体は異常ではないので心配しないで下さい👍ただ、真っ直ぐ上げてという指示に対して真っ直ぐあげられないという事が問題となります🙌

   

こんな感じで、我々理学療法士は、関節がしっかり機能しているかを診ています。それを、現在の痛みと、先程あげたような関節の動きと関連性があるのか?はたまた違うところに問題があるのかなどを診ています。

 

関節を捻る動きは意外とストレスが大きいものです。例えば、真っ直ぐ前をみてテレビを観てるのと、体に対して真横にあるテレビを顔を90度曲げてその方向へ捻って観てるのとどっちが疲れますか??ずっと捻って観てると首疲れますよね😅

これをさっき例であげた足首でいうと、日常生活では歩く時、階段の時、しゃがむ動作をした時などいろいろな場面で捻る動きをします。その事がすぐに痛みになる訳ではないですが、日常生活の中で捻った方向へ繰り返し行う動作により、通常よりもストレスが関節に加わり、それに伴って周りの筋肉や靭帯などに影響が出ます。

 

最近は健康への意識が高い人も多く、ウォーキングやランニング、各種健康体操などいろいろされている方がとても多いです😊それはとてもいい事だと思いますが、そもそも運動するために関節は正常に機能しているか、その機能をしっかり使えているかの方が大切だと思います。

   

ではリハビリテーションとは何か?

その語源はラテン語のre(再び)+habilis (適する)からきています。再び適するとは、簡単に言えば、関節の動きを正常に戻すという事です。

   

関節が正常に動かなくなる原因としては、疲労(動き過ぎ)や不動(動かな過ぎ)、また以前にケガや手術したことによって、関節が正常に機能するところまで回復していない場合もあります。このような状態で運動をしてしまうと、かえって身体に対してより負担をかけている事もあります。

   

正しく動作をするためにはまず間違った動作への理解と、正しい動作への努力が必要です。したがってリハビリテーションは、理学療法士の助言と患者様自身の努力によって成り立っていきます。リハビリテーションの意味を知っていただく事が非常に大切だなと思ったので今回このブログを書きました🎵

   

出来るだけ長く健康に生活を送るために、自分の体に興味を持ち、しっかり自分自身で体をケア出来るように頑張っていきましょう😁