こんばんは^_^
理学療法士の伊藤です。
私事ですが、6月いっぱいで退職する事となりました。
実に15年もの間働かせてもらったこのクリニックでは、数えきれない程の人と出会い、時には患者さんにご迷惑をかける事もありましたが、その中でまた自分を成長させる事に繋げていけるように努力を重ねてやってきました。
また、院長はじめ周りのスタッフにも支えら、お互いに励まし合いここまで頑張る事が出来ました!
その中でもやはり、自分を一番成長させて貰えたのは目の前にいる患者さまだったと僕は思ってます。
それは仕事とはいえ、リハビリが上手くいけば感謝され、上手くいかなければ批判をされ、そういった事が直接に分かる仕事だったからだからこそだと思います。
医療として正しい事をしていても、人と人とのやり取りの中で、フィーリングは無視できないところだって思います。
そこが難しくもあり、また語弊はあるかもしれないですが、楽しい部分でもあったと思います。
はまな整形では、普段の診療に加えて、小・中学校の生徒や保護者、教育者の方に対してリハビリ関連の講義をさせて頂く機会もありました。
この度、院長が頸椎ヘルニアの悪化によって、診療ができない状態になってしまってます。僕が言うのも変ですが、院長はかなり危機感を持って自分自身のメンテナンスに時間をかけ、体作りに取り組んでいたと思います。
ボロボロになった体でも尚、頑張っていかなければならない方々を目の前にして、理学療法士としての無力さを何度も痛感しているからこそ、僕の中では、リハビリの本質は痛みが出る前に対してのアプローチが一番大切ではないかと思ってます。
だからこうした、まだ痛みとは無関係かもしれない子供のうちから、歯磨きは虫歯を防ぐんだよって事と同じような目線で、予防医学といった観点の講義をさせて貰えるきっかけが増えて、このような活動がもっと拡まっていけばいいなと感じています。
最後に、僕自身は理学療法士の仕事を選んで、はまな整形で働けた事がとても幸せでした。今まで長い間本当にありがとうございました😊