紹介シリーズ(4)

皆さま、こんばんは。受付のはっとりです。


さて、私の不定期で行う、本の紹介シリーズ第4段は、大山淳子さんの『あずかりやさん』です。

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本屋さんで、かわいらしい装丁だったので、まずはビジュアルに一目惚れ(?)して手に取りました(笑)。栃木県にある書店さんの、オリジナルカバーだそうで、元々はこんなビジュアルです。

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「1日百円で、どんなものでも預かる」という、ありそうでなかった、あずかりやさん。下町にあるお店には、今日も様々な事情で預けものをしようとする、お客さんが訪れます。

いくつかのお話が入って1冊の本になっていますが、ほとんどのストーリーの話し手は人ではありません。これが、この本のおもしろいポイントではないかと思います。


12月に入って、何かと慌ただしい時期です。ちょっと一息ついて、ほっこりしたい時にオススメです。