蒸し暑い季節になってきましたね。理学療法士遠藤です。
wbgtとは、気温と湿度から算出される暑さ指数です。
25℃未満:注意
25℃~28℃:警戒
28℃~31℃:厳重警戒
31℃以上:危険(スポーツは原則禁止)
と熱中症の発生リスクの指標となっています
昨年の5月にとある運動場で同じ時間帯、同じ場所で測定した記録です。
5月15日
①気温30.5℃、湿度20%
wbgt19.4℃
気温が高いが、湿度が低くて熱中症のリスク少ない
5月22日
②気温24.9℃、湿度48.9%、wbgt19.5℃
気温は低めですが、湿度が高いのでwbgtは①と同じです。
もし気温30.5℃、湿度48.9%なら、wbgtは26になり、熱中症を警戒しないとなといけない環境になります
当院でも、新型コロナウィルスの感染予防のため、充分な換気をしながら、複数箇所に温度計を置き、気温と湿度を見ながら空調を管理しております。
このような機械がなくても、『wbgt予報』と検索すると天気予報の様に時間帯別のwbgtを知ることができます。
スポーツ、畑仕事、庭の手入れなど屋外での作業する前に1度確認して熱中症予防に役立てて下さい。